水ダコは世界最大のタコで、これまでの最大記録は体長9.1m、体重272kgに達します。当店で取り扱っている水ダコは小樽前浜のタコつぼ漁で獲れた10～15kgの特大サイズ。マダコの流通が多い本州の多くの地域とは違い、北海道でタコと言えばこの水ダコです。また、水ダコの魅力はそのサイズだけではありません。他のタコと比較すると吸盤が大きく、食感が柔らかいため贅沢に頬張ることができ、口いっぱいにタコの旨みが広がります。水ダコはタコ好きの方にはたまらない一品であること間違いなしです。

水ダコは茹で方によって食感が異なる点が魅力の1つです。茹で方としてはパックに入れたまま解凍し、パックのまま沸騰したお湯に投入。お好みでレア（茹で時間3分）・ミディアム（茹で時間5分）・ウェルダン（茹で時間7分）をお選び下さい。当店のおすすめはまずレアで水ダコを楽しむこと。上記動画で紹介しているのはレアで食べた際のもので、中心部はちょっとヒヤッとしており、ねっとり柔らかい食感をお楽しみ頂けます。

レア以外では、ミディアムは中心がほんのり温かく、歯応えと柔らかさのバランスが◎。ウェルダンはアツアツで、歯応えと噛みしめる度に湧き出る水ダコの旨みを楽しむことができます。300g程度×4本の水ダコの脚を1本ずつ個別パックでお届けしますので、是非様々な茹で方をお試し下さい。

最初に紹介するのは、茹で上がったばかりのタコ足を厚切りにしてそのまま食べる方法。噛んだ瞬間にタコのエキスがじゅわっと溢れ出し、水ダコ本来の旨みとほんのり香る磯のにおいを楽しめます。また、茹でタコの切り身の魅力は旨みだけでなく、食感にも。外側の茹でたところと吸盤と中心の生の3つの食感が一度に口の中で交わり、調味料を変えることで様々な味わいを楽しめます。お好みの茹で加減と調味料の組み合わせを是非探ってみて下さい。

水ダコを切るだけでなく、ひと手間加えたいという方におすすめなのが水ダコのカルパッチョ。7分でボイルしたタコ足をスライスして、スペイン料理のトマト冷静スープ「ガスパチョ」の上にオン！季節の野菜に合わせて、オリーブオイルをかけてお召し上がり下さい。上記の写真は夏野菜と水ダコを合わせたカルパッチョ。夏野菜とタコの軌跡の出会い！美味い！と言って目を閉じたら広がる風景は真夏のアンダルシア！？食欲が落ちがちな夏でもさっぱり目にも美しい夏の一品をどうぞ。冷えた白ワインを合わせておうちで高級スペインレストランにいる気分を味わいましょう！