みなさんは春の魚と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?北海道では3月になるとサクラマス漁が活発になり、漁師だけでなく、多くの釣り人が海を訪れます。
サクラマスは脂が乗っており、身が柔らかい点が最大の魅力。高級魚としても知られており、通販などでは高値がつきます。
この記事ではサクラマスの調理のポイントやおすすめの食べ方・レシピを紹介。サクラマスを存分に楽しみたいという方は必見の内容となっています。気になる方は是非記事を最後までご覧ください。
みなさんは春の魚と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?北海道では3月になるとサクラマス漁が活発になり、漁師だけでなく、多くの釣り人が海を訪れます。
サクラマスは脂が乗っており、身が柔らかい点が最大の魅力。高級魚としても知られており、通販などでは高値がつきます。
この記事ではサクラマスの調理のポイントやおすすめの食べ方・レシピを紹介。サクラマスを存分に楽しみたいという方は必見の内容となっています。気になる方は是非記事を最後までご覧ください。
サクラマスを美味しく食べるためには、脂ののったサクラマスを目利きすることや調理のポイントを理解すること、どのような食べ方があるのか把握することが重要です。それぞれについて詳しく解説していきます。
脂ののったサクラマスを選ぶ際のポイントは体高が高いものを選択することです。体高が高いということはサクラマスが海で十分なエサを食べ、大きくなったことの証明となります。通販やスーパーでサクラマスを購入する際には是非体高を確認してみて下さい。
また、鮮度という点では強い弾力があるか、エラの色が鮮やかなのかという点も重要なポイントなため、こちらも確認するようにしましょう。
サクラマスは他の魚と比較すると身が柔らかく、形が崩れやすいという点が特徴。食べる際には口の中でフワフワの食感を楽しめるという点が魅力である半面、1からサクラマスを捌く際には身の柔らかさがデメリットになる可能性があります。
特に注意しなければならないのがサクラマスを三枚におろすとき。ゆっくりキコキコと切ろうとすると、身が崩れてしまい、きれいな形を保つことができません。そのため、身を切る際には背骨だけを切り剥がすように包丁を滑らせ、一気に捌ききりましょう。身が柔らかいため、一気に切ると爽快感がありますよ。
自分で捌くのではなく、通販などでサクラマスを購入する際は事前に切り分けられていることが多いです。中には輪切りになっていてたっぷり身を楽しめるものもあるので、様々なショップを確認してみて下さい。
サクラマスの身は鮭と同じ鮮やかなオレンジ色となっており、刺身の状態で食べたいと考える方も多いです。しかし、サクラマスを刺身を捌いてすぐに刺身の状態で食べるのはおすすめしません。
サクラマスにはアニサキスやサナダムシといった寄生虫が生息。アニサキスやサナダムシを食べてしまうと、食後数時間から数十時間後にみぞおちの激しい痛みや悪心、嘔吐が生じることがあります。
上記の症状が数日間の間続くこともあるため、捌いてすぐに食べるのは絶対避けたいですよね。
サクラマスの刺身をどうしても食べたいという方は丸2日ほど冷凍し、寄生虫を死滅させてから食べるのがおすすめ。北海道では身が凍った状態のまま刺身を食べるルイベが人気となっており、冷凍した状態でしばらく放置しておけば、サクラマスの刺身を存分に楽しむことできます。
サクラマスは刺身以外にも様々な楽しみ方があり、当店はバターステーキやカマ焼きなど火を通してから楽しむ食べ方がおすすめです。詳細は以下の項目で解説しますので、是非内容を確認してみて下さい。
ここではサクラマスを使ったおすすめレシピを3つ紹介します。お好みのレシピを参考にし、ご自宅で存分にサクラマスを楽しみましょう。
1つ目に紹介するレシピはサクラマス厚切り輪切りのバターステーキです。
調理の方法は簡単で、まずサクラマスの輪切りにお酒をふって少々放置。その後水気を拭いて塩、コショウを振り、小麦粉を軽くまぶします。フライパンにオリーブオイルとバターを入れ、中火でバターが泡状になるまで温まったら、サクラマスを入れ両面こんがりするまで焼けば完成です。
サクラマス厚切り輪切りのバターステーキのレシピの詳細はこちらから確認
サクラマスの厚切りステーキの魅力はなんと言っても脂の乗ったフワフワの身を存分に堪能できるという点。他の魚では中々堪能することができない、濃厚な味わいを是非お試し下さい。
当店では、サクラマスのバターステーキでご活用頂ける輪切りのサクラマスを販売しております。生の状態で輪切りにした貴重な商品となっており、特大のサクラマスを存分に楽しみたいという方は下記リンクから是非内容をご確認下さい。
上述のようにサクラマスは一度冷凍しなければ、食あたりの危険があり、刺身を楽しむことができません。サクラマスの刺身を楽しみたいという場合は、十分に解凍してから楽しむこともできますが、ここで紹介するのは北海道の伝統的な食べ方であるルイベです。
ルイベとはアイヌ族が冷凍保存した鮭(サクラマス)を凍った状態で切り分け、溶けかけたところに塩をかけて食べていたことがルーツとされる料理。
調理方法はサクラマスの水気をとって1~2日間冷凍庫で放置し、解凍。完全に解凍される前に塩をかければ、サクラマスのルイベの完成です。
少し凍った状態のため、シャリシャリとした食感を楽しむことができます。濃縮された旨味を堪能できるため、普段と異なる刺身を食べてみたいという方は必見のレシピです。
サクラマスは身以外の部位も食べることができるという点が大きな魅力の1つです。特にカマの部位はカマ焼きにすると、豪華な夕食の一品となります。
調理で用意するのはサクラマスのカマの部位と塩のみ。カマについているウロコや血合い等の汚れを取り除き、塩をふって10分間放置してから、グリルで焼いたら完成です。
簡単に調理できるという点はもちろん、お酒との相性もバッチリという点もカマ焼きが人気の理由の1つ。身だけでなく、様々な部位を楽しめるという点はサクラマスの魅力ですよね。
この記事ではサクラマスの食べ方やおすすめレシピついて解説してきました。
サクラマスはバターステーキやルイベ、カマ焼きなどのレシピがおすすめとなっており、他にも様々な料理を楽しむことができます。
また、サクラマスを選ぶ際には体高が高く、色が鮮やかなものを選ぶのがポイント。脂が乗っていて新鮮なサクラマスをお好みの料理で楽しみましょう。
この記事がサクラマスの食べ方やレシピをについて気になるという方の参考になれば幸いです。