ぎっしり詰まったかにの身と濃厚なカニ味噌が魅力である毛ガニ。
そんな毛ガニの産地はどこなのか気になる方は多いのではないでしょうか?
この記事では毛ガニの産地について徹底解説。
産地によって異なる水揚げの時期や美味しさの違いについても紹介するので、毛ガニの産地について気になるという方は必見の内容です。
ぎっしり詰まったかにの身と濃厚なカニ味噌が魅力である毛ガニ。
そんな毛ガニの産地はどこなのか気になる方は多いのではないでしょうか?
この記事では毛ガニの産地について徹底解説。
産地によって異なる水揚げの時期や美味しさの違いについても紹介するので、毛ガニの産地について気になるという方は必見の内容です。
毛ガニの産地と聞いて1番に北海道を思い浮かべるという方は多いのではないでしょうか?
北海道は毛ガニの水揚げ量が日本一であるのはもちろん、サイズが他の地域のものと比較しても大きく、通販などでも圧倒的な人気を誇ります。
そんな北海道の毛ガニには大きく分けると、オホーツク海で水揚げされたものと、太平洋沿岸で水揚げされたものの2種類があります。
ここでは北海道の中でも異なる2つの地域の毛ガニを紹介。
北海道以外の地域で毛ガニの水揚げ量の多い岩手県の毛ガニについても解説しますので、毛ガニの産地を知りたいという方は内容をご確認下さい。
オホーツク海は毛ガニやタラバガニを筆頭にホタテや鮭、スルメイカなど様々な海産物が有名です。
これは海水の温度が低く、海産物のえさである植物性プランクトンが育ちやすいという環境が関係しており、毛ガニのサイズも他の地域と比較すると大きいものが多くなっています。
オホーツク海で毛ガニが水揚げされるのは3月~6月。
カニの需要が高まる12月に水揚げされない理由としては、12~2月にかけては流氷の影響で漁に出ることができないという点が挙げられます。また、夏の毛蟹は脱皮を直前に控え、中の身がぎっしり詰まっている状態。甲羅も固くなっているため硬ガニとも呼ばれ、一年のなかでも最も美味しい時期の毛蟹になります。
このことからもオホーツク海の気候は日本の中では少し特殊ということが分かりますよね。
ちなみに、毛ガニの水揚げ量が最も多い枝幸町はオホーツク海に面しています。
毛ガニの産地として有名な地域の2つ目は北海道の太平洋沿岸です。
太平洋沿岸で毛ガニが水揚げされる主な地域は、噴火湾、根室沖、日高沖の3つ。
それぞれの沿岸で水揚げされる毛ガニは特徴が異なり、人によっては好みが分かれる可能性もあります。
噴火湾で水揚げされる毛ガニは繊細な身と濃厚なカニ味噌が最大の魅力。
噴火湾の周辺には温泉が多く、ミネラルが海に流れ込むことが毛ガニの味にも影響を与えているのではと予想されています。
しかし、近年では噴火湾での毛ガニの水揚げ量は減少傾向。
通販などで目にする機会は多くないかもしれません。
根室湾はオホーツク海と同様に毛ガニのえさが豊富な点が特徴です。
さらに、地形特有の寒暖差によって引き締まった身の毛ガニを楽しむことができます。
根室湾は毛ガニだけでなく、夏に水揚げされる花咲ガニも有名です。
1年を通してかにを楽しめる魅力的な地域と言えますよね。
最後の紹介するのは日高沖の毛ガニです。
この地域は黒潮と親潮がぶつかり合う場所であり、真冬でも漁業が行われる点が特徴。
日高沖はプランクトンが豊富であり、毛ガニのカニ味噌の味が濃厚な点が最大の魅力となっています。
同じ太平洋沿岸でも地域によっても毛ガニの特徴が異なるという点は面白いですよね。
日本で北海道に次ぐ毛ガニの産地となっているのが岩手県です。
岩手県の毛ガニは「三陸毛ガニ」と呼ばれ、北海道のものと比較すると小ぶりですが、身の味が良く、味噌が濃厚であるという点が特徴。
毛ガニ最大の魅力であるカニ味噌の品質が高いのはうれしいポイントですよね。
そんな岩手県の中でも特に毛ガニの産地として有名なのが、宮古市。
宮古市では毎年「宮古毛ガニまつり」が開催されており、楽しく海の幸が味わえるということで人気のイベントとなっています。
イベントの中には毛ガニの一本釣りや輪投げで毛ガニをゲットできる体験型コーナーや、毛ガニを使ったカニ汁が無料で振る舞われるなど参加者が楽しめるコンテンツが盛りだくさん。
気になる方は是非一度宮古毛ガニまつりに参加されてみてはいかがでしょうか?
毛ガニの主な産地は北海道と岩手県の2つです。
ここでは産地ごとの毛ガニの水揚げの時期と毛ガニを美味しく楽しむためのポイントを紹介していきます。
毛ガニを存分に楽しむためのポイントを理解するようにしましょう。
毛ガニは水揚げされる時期が産地によって異なる点が特徴です。
地域毎の毛ガニが水揚げされる時期は以下の通り。
産地ごとの水揚げ時期を見て頂くと分かる通り、基本的に毛ガニは1年中楽しむことができ、特定の旬の時期が存在しません。
いつでも毛ガニを楽しむことができるというのはかに好きの方にとってはうれしいポイントですよね。
また、毛ガニは海外からの輸入品が販売されることもあります。
取り扱いが特に多いのはロシア産の毛ガニ。
ロシア産の毛ガニはサイズが大きく、国産の毛ガニよりも価格が安いこともあります。
こちらも1年を通して、購入することができるため、通販で毛ガニを購入する際には水揚げされた地域を確認してみるのがおすすめです。
どの地域の毛ガニが一番美味しいのか気になる方も多いと思います。
毛ガニは産地によって特徴が異なり、美味しさに関しては個人の好みの違いもあるため、一概にこの産地の毛ガニが美味しいと言うことは難しいです。
しかし、毛ガニの美味しさに関しては産地以上に重要なポイントがあります。
それは購入する毛ガニが若ガニか堅ガニという点です。
毛ガニは1年を通して何度か脱皮することが分かっており、脱皮したばかりのかにのことを若ガニ、脱皮前のかにのことを堅ガニと呼びます。
脱皮したばかりの若ガニはカニ味噌も水っぽい点が特徴。
一般的には品質が低いとされており、濃厚なカニ味噌やぎっしりと詰まった身を楽しみたいと考えている方には若ガニはおすすめできません。
それに対して堅ガニは脱皮前ということもあり、栄養を多く体に含んでいるのが特徴。身のしまりやカニ味噌の風味が別格であり、贈答品としても人気です。
通販で毛ガニを購入する際には若ガニか堅ガニか見極めてから購入するのがおすすめとなります。
ちなみに当店では超特大900g以上の堅ガニを厳選。
身がぎっしり詰まっており、濃厚なカニ味噌を楽しみたい考えている方にもぴったりの一品となっています。
品質の高い毛ガニを楽しみたいと考えている方は是非下記のリンクから内容をご確認下さい。
この記事では毛ガニの産地について解説してきました。
毛ガニが有名な地域としては北海道と岩手県が挙げられ、北海道はオホーツク海と太平洋沿岸で毛ガニの特徴が異なります。
また、毛ガニは産地によって水揚げの時期や美味しさが異なるのも重要なポイント。
毛ガニは基本的に1年を通じて楽しむことができ、若ガニと堅ガニによって身の特徴が異なるというて点は把握しておきましょう。
この記事が毛ガニの産地について知りたいという方の参考になれば幸いです。